2014余市青年会議所

理事長挨拶



余市青年会議所2014年度理事長所信

第55代理事長   浦田 治

スローガン

果敢に挑戦!〜我々の行動が力強い地域を創り出す〜

所 信

 1960年1月21日、高見岩雄初代理事長をはじめとする青年有志により、社団法人小樽青年会議所の力強いご支援を頂き、日本で177番目の青年会議所として、余市青年会議所は誕生しました。今日まで、地域の皆様方のご理解とご協力のもと、長きに亘り先輩諸兄が青年会議所運動に情熱を注ぎ素晴らしい歴史を築いてこられました。現在、我々がこのように運動が出来る事に対し、心から敬意を表すると共に感謝を申し上げます。

2008年1月1日、私は余市青年会議所に入会致しました。入会する前の私は地域のことを考えたこともなく、世の中に対し何も考えず不平不満を言って、自分のことだけを考えて生きてきました。そんな私が入会してから、先輩の方々の地域づくりに取り組む情熱、自ら経験した青年会議所運動の厳しさや責任の重さ、その過程から楽しさや大切な人と人との繋がりなど、様々な経験の中で、地域や社会のことを考えるようになりました。

2011年3月11日、東日本大震災の発生により東北地方を中心とする東日本は未曽有の被害を受け、尊い命が奪われ、未だに多くの被災者の方々が困窮な生活を強いられているなかで復興の道を歩んでいます。震災直後より全国各地から数多くの方が被災地に赴き、ただひたすらに被災地の復興を目指し救援活動をする姿、また被災した方々がお互いの気持ちを思いやり、大きな混乱を起こすことなく、それぞれが耐えしのび、日々の生活を送る姿に日本人のお互いを思いやる心と忍耐強さが素晴らしいと世界各国から称賛を受けました。

今こそ青年会議所の会員一人ひとりが、数多くの問題を他人事と捉えず、古来より受け継がれてきたお互いを思いやる心の精神性を呼び起こし、英知と勇気と情熱を持って、「明るい豊かな社会の実現」という未来を創造していかなければなりません。何事に対しても、周囲に臆することなく、常に己を鼓舞し、果敢に挑むという強い意志が必要です。もっと貪欲に、もっと積極的な行動こそが、青年である私たちの特権であり、存在意義であり、チカラであると考えます。

基本方針

【 堅実な組織として 】

我々の青年会議所運動は、しっかりとした組織運営や日々の事務・会計処理が正確に行われることにより成り立っていると考えます。また事業が円滑に進むために、そして我々の運動がより地域の皆様や各地青年会議所に共感を得るためにもホームページやSNS等を活用し、情報の受発信及び更新を的確に行っていくことが重要であると考えます。活力のある組織、魅力ある組織は、自ら勇気と豊かな心を生み出し、行動する力を与えます。

【 気概あふれる人財 】

我々の運動の基礎になるものは、会員であります。多くの地域の方々に青年会議所の運動に対し共感を得るためには、同じ志を持った仲間が必要であります。同じ目標に向かってお互いを支え合い、それぞれが真摯に考え行動する事は、円滑な事業展開が出来ると同時に自己の成長と友情が育まれます。青年会議所では、組織とリーダーシップを学ぶことができると共に「青年の学舎」として、絶えず自己のスキルを磨き勇気と情熱を持って行動する団体です。青年会議所で学べることができる貴重な機会を大切にし、己が強くなることを真摯に望み、仲間と共に支え合い感謝し、友情を育くみ青年会議所運動を展開することで、自己の資質向上はもとより、組織としての魅力も向上され、行政・諸団体・地域の皆様方からも、より信頼される組織になると考えます。

【 地域の宝 】

 地域の宝である子どもたちは、人とのふれあいの中で、人に関心を持ち、コミュニケーションを取ることで思いやりの心や感謝の心を学びます。相手を理解しようと考える事で、その過程から葛藤や共感を得て相手を思いやる気持ちを持って成長して行くと考えます。責任世代の我々が、この未来の担い手である子どもたちに、地域の素晴らしさや人を思いやる心の大切さを伝えていかなければなりません。子どもたちが、目標に向かい努力することで、相手を思いやる心や自ら考え行動することを学び、そして何事にもチャレンジする強い精神力が育まれ、このチカラこそが明るい未来の地域創造であると考えます。

【 地域を愛する組織として 】

2015年、余市青年会議所は創立55周年を迎えます。余市青年会議所の歴史や伝統を振り返り、改めて先輩諸兄の功績に感謝をし、地域を愛する心、未来へ向けての道しるべを創造し、会員一同が高い志を持って55周年に挑めるよう進めて参ります。また、理想的な地域とは何かを今一度、我々会員が真剣に考え、行政や諸団体と連携を取り、地域が抱えている問題に対してやるべきことを行動に移すことが重要であると考えます。地域の皆様方の心に響き、気づきを与えるきっかけとなるような、地域に根差した運動こそが青年会議所が行っていく地域づくりであると考えます。

  【 組織の在り方 】

 会員数が減少していく現在、在籍年数の浅い会員が増えております。このような状況の中で、組織の運営・発展をしていくために何をしなければならないのか。経験の少ない会員にも青年会議所運動をより知ってもらう、学んでもらう機会が必要であると考えます。そのためには、事業のサポートや諸会議にも積極的に参加していただき、JAYCEEとしての知識を学び、リーダーとなるべき人材が育成されることで、組織がさらなる発展へと繋がると考えます。

 【 結びに 】

長い人生の中で我々会員は偶然にして余市青年会議所という組織で、同じ時間を共有しています。年齢も違う、職業も違う、今まで生きてきた人生も全く違う、こうした会員がそれぞれ自分たちの立場や役割を考え、行動して青年会議所運動を日々行っています。ここには人から教わるものが数多くあり、人に教えることで得られるものも数多くあります。青年会議所では、このような体験を数多く得ることができますが、行動に移すのはあなた自身です。余市青年会議所という組織での運動を一生に一度の貴重な機会と捉え、自ら考え積極的に行動しよう。そしてこの先、幾度となく大きな困難が立ちはだかるとき、仲間と助け合い、その困難を克服した先には、必ず何かが見えてくるはずです。余市青年会議所の大きな魅力は「団結力」であると私は思います。全てのつながりと真摯に向き合い、多くを語り真剣に取り組むことで、知恵や勇気が生まれ、苦労を共にした仲間は生涯のかけがいのない財産になるでしょう。そんな仲間と共に臆することなく何事にもチャレンジしよう。未知の可能性を切り拓くのが我々の使命であるから・・・・・。

志を高く持ち行動した者だけが得られるのは人としての「成長」であると確信致します。

組 織

総務委員会

LOMの管理運営、組織の円滑な運営

会計業務

日本・地区・エリア・他LOMとの事業対応

褒賞・年間アルバムの作成

LOMの窓口として各団体との対応

広報活動

指導力開発委員会

 

リーダーとは

たくましい組織づくり

新入会員オリエンテーション

青少年育成委員会

地域づくりに参画する青少年事業

余市の恵みを通じた青少年事業

会員家族間との親睦・交流を深める事業

卒業例会

未来余市創造室

55周年に向け、メンバーの意識を高める事業

行政と関わりを持つ事業

シニア会員と交流を深める事業

運営グループ

 

 セクレタリー業務をサポートする

諸会議でのサポート

アドバイザー

行政とのパイプ役として、LOMをサポートする