『地学教育』特集号の論文募集開始のお知らせ

日本地学教育学会会員　各位


謹啓
このたび，『地学教育』特集号（特集名：災害多発時代の地学教育）の論文募集を開始いたしました。自然災害に関連した地学教育の研究領域において，原著論文，総説論文，資料論文，解説論文を募集いたします。ふるってご投稿のほどお願い申し上げます。

なお，この機会に『地学教育』の原稿送付状を改訂し，論文投稿先（通常号または特集号）を明記していただくこととなりました。また，原稿送付状の2ページ目に原稿の体裁や表記のチェックリストを追加しました。原稿の体裁や表記に不備がありますと，それらを修正して再投稿していただく場合があります。『地学教育』の円滑な編集のため，論文投稿前にチェックリストの項目をよくご確認いただき，原稿の入念な点検をお願いいたします。

原稿の投稿先及び原稿送付状の様式は，日本地学教育学会Webサイトの「原稿の投稿先，問い合わせ先」でご確認ください。

特集号企画趣旨
近年，水害や土砂災害，地震災害などの自然災害が多発化，激甚化，広域化している。さらに将来，気候変動に伴う極端気象の増加や南海トラフ巨大地震の発生が予測されており，児童生徒等が自然災害に関して主体的に行動する態度の育成が望まれている。このような状況を鑑み，自然災害に関する学習について地学教育の課題を整理し，児童生徒等の学力・思考力・判断力の一層の向上を図る教材や指導法などに関する研究成果を公表することが求められているのではないか。新しく示された学習指導要領を踏まえつつ，地学教育に携わる教員や研究者が持続可能な社会に貢献するための研究が期待されていると考える。特集号の発刊は，学会員による自然災害の学習に関する研究推進の契機の一つとなるだろう。

本特集号では，自然災害に関連した地学教育の研究領域において，原著論文，総説論文，資料論文，解説論文を募集する。

スケジュール
　論文投稿受付開始　　2021年1月1日
　論文投稿受付終了　　2021年4月30日
　特集号発行予定　　　2022年1月：『地学教育』第74巻第3号

投稿論文の取り扱い
　特集号編集委員会において，趣旨に適合しないと判断した投稿論文については，通常号への投稿論文として取り扱う場合がある。なお，本特集号の発行までに掲載可の判定に至らない投稿論文については，通常号への投稿論文としての査読を継続する。

特集号編集委員会
　委員長　　　吉本直弘（大阪教育大学）
　副委員長　　林　慶一（甲南大学）
　編集委員　　廣木義久（大阪教育大学）
　編集委員　　山下浩之（岡山理科大学）