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  • 地学教育原稿様式    (Word形式

原稿の作成方法

<用紙とレイアウト>

  1. 原稿は,原則としてワープロソフトを用いて作成する.用紙はA4版で縦置き・横書きとし,1ページに36文字×30行の1段組みで印刷する.余白は上下30 mm以上,左右30 mm以上とする.なお,59行で刷り上がり1ページ分となる.
  2. 図・表・図版以外の原稿部分には,全体で連続した行番号をつけること(wordの場合,サポートサイトの「行番号を追加または削除する」などを参照).

<構 成>

  1. 原著論文・総説論文・資料論文・解説論文の原稿は,和文表題・英文表題・和文著者名・英文著者名・英文要旨・英文キーワード・本文・謝辞(ある場合)・付録等(ある場合)・引用文献・和文要旨・和文キーワード・図表等一覧・図・表・図版の順で書く.また,第1ページの最下行に線を引き,脚注として著者の所属する機関または学校名を書く.
  2. 見出しの番号は,大から小へ1,(1),1),・などとし,「はじめに」,「おわりに」も含めて統一してつける.
  3. 付録の見出し番号は.大から小へ付録A,(1),1),・などとする.付録が複数ある場合は付録A,付録B・・・として区別する.

<表 記>

  1. 本文中に外国語をはさむことはできるだけさける.ただし,生物の学名,適当な訳語のない術語,固有名詞などのこの限りではない.
  2. 句読点は「,」および「 . 」を用いる.
  3. 地名など固有名詞で読み誤るおそれのあるものにはふりがなをつける.
  4. 数字は算用数字を用いる.ただし,「十数回」,「夏の大三角」,「三段峡」など慣用的に,または固有名詞に漢数字が使用されているものは除く.なお,算用数字は原則として半角で表記する.数値が1桁の際は状況に応じて全角を使うことができる.また,数値に単位を続けるときは,数値と単位の間に半角スペースを入れる.
  5. 年号は原則として西暦を用いる.ただし,「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」や「平成27年9月関東・東北豪雨」など固有名詞に含まれる和暦はそのまま用いる.
  6. 国内の機関名は省略せずに正式名を記載する.
  7. 略語を使う場合には,初出時に完全形を記載する.
  8. 数式は右端に(1),(2)などのように全体で連続した番号をつける.

<図・表・図版>

  1. 図・表・図版は,原稿中に挿入したり,直接貼りつけたりしない.1ページに1つの図・表・図版ごとに印刷し,原稿の最後につける.また,欄外に著者名と図・表・図版の番号などを略記する.
  2. 図表の番号は,図1,表1などとする.1つの番号の図表に複数種類の図表が含まれている場合は(a),(b),・・・として区別する.文中では「図1aより」のように引用する.付録中の図表の番号は,図A1,表A1などとする.
  3. 図・表・図版の番号・タイトル及び説明の一覧を,図・表・図版の前に添える.
  4. 図・表・図版の初出位置を原稿本文の右横欄外に指定する.
  5. 図・表・図版は,そのまま製版できる鮮明なものを作成する.ただし,初稿の投稿時には,必要に応じて,ファイルサイズを落としたものを提出する.
  6. 製版に際して縮小しても差し支えないよう,線や字の大きさなど全体の体裁を考えて作成する.白黒印刷する図表は,白黒で提出する.
  7. 図の大きさや地図の縮尺を示すときは何分の1としないでスケールを図中に示す.
  8. 写真は鮮明なものを用いる.
  9. 左右に長くなる図・表は少なくとも左右見開きページ(28cm)以内におさまるようにする.

<引用文献>

  1. 文中での引用方法
    1. 著者が2名以下の場合には,全員の姓を書き,発表年を記す.例えば,「○○(1994)による」,「…である(○○,1994;○○・△△,1994)」とする.
    2. 著者が3名以上の場合には,筆頭著者に「ほか」(和文論文)または「et al.」(欧文論文)をつけ,発表年を記す.例えば,「○○ほか(1994)によって」,「…である(□□et al., 2014)」とする.
    3. 著者名と発表年が同じ表記となる引用文献が複数ある場合には,共著者の名前または発行の月などを基準に順をつけ,○○(1998a),○○(1998b)などと,アルファベットの小文字で区別する.
    4. ホームページ(ウェブサイト)を引用する際は,著者名(発表年)またはURL.No.とする。
    5. 「〇〇(2020)では…」「…との現状がある(〇〇,2020)」
      「…統計計算サイトであるURL.1では」「…という統計計算サイト(URL.1)を参考に…」

  2. 引用文献欄の記載方法
    1. 和文・欧文の区別なく筆頭著者名のアルファベット(ヘボン式)順に並べる.同じ筆頭著者の文献が複数ある場合には,
      • 単著の文献を年代順に並べ,
      • 次に著者が2名の文献を第2著者のアルファベット順に並べ,
      • 次に著者が3名以上の文献を,著者数に関係なく年代順に並べる.
    2. 著者名はその文献の著者数が非常に多い場合を除き,著者全員の氏名を記載する.また,著者名にスモールキャピタルは用いない.
    3. 雑誌名は原則,完記する.略記する際は慣例に従う.単行本及びそれに類するものは,発行所・発行機関名を書き,発行地,全体のページ数または特に引用したページを示す.

  3. 引用文献欄の記載例

  4. <単行本の一部の領域を引用する場合>

    林 慶一・松川正樹(1996):理科の2教科への分割と必修化.日本学術協力財団(編),日学選書3「21世紀を展望する新教育課程編成への提言-理科教育,数学教育,技術教育,情報教育-」,(財)日本学術協力財団,東京,469-489.

    <単行本から引用する場合>

    糸魚川淳二(1993):日本の自然史博物館.東京大学出版会,東京,228p. 


    <英文学術雑誌の場合>

    Johnson, M. C. and Guth, P. L.(2002):Using GPS to Teach More than Accurate Positions.Journal of Geoscience Education,50, 241-246.


    <学術雑誌の場合>

    小荒井千人(2000):機能形態学的解析に基づく二枚貝化石の生態復元に関する教材開発.地学教育,53,209-217.

    巻(Vol),号(No)について,巻は太字,号はそれに続けて括弧に入れて記す.例えばVol.53, No.1は 53(1) とする.雑誌により,巻の中で統一して,号を越えてページ数を打っている場合と,号ごとにページ数をあらためている場合がある.号を越えてページ数を打っている場合は,巻と該当ページ数だけで論文を特定できるので,号の記載は不要.号ごとにページ数をあらためている場合は,号の記載が必要.なお,巻がなく,号だけが与えられている雑誌の場合,No.3などと記す.


    <翻訳単行本から引用する場合>

    Lovelock, J.(1988):The Age of Gaia.ガイアの時代(星川淳 訳,1989),工作舎,東京,392p.


    <事典等から引用する場合>

    大槻真一郎(1988):自然誌.下野 広(編),世界大百科事典,平凡社,東京,22, 457.


    <英文単行本から引用する場合>

    Wulff, D. H., Nyquist, J. D. and Abbott, R. D.(1987):Student' Perceptions of Large Classes. In Weimer, M. G. (ed.), New Directions for Teaching and Learning, Jossey-Bass Inc.,San Francisco,17-30.


    <英文単行本を引用する場合>

    Yeats, R. S., Sieh, K. and Allen, C. R.(1997):The Geology of Earthquakes. Oxford University Press,Oxford,568p.


    <小中高校教科書から引用する場合>

    上田誠也ほか52名(1993):新しい科学2分野下(平成4年検定済教科書中学校理科用).東京書籍,東京,95-102.

    (小中高校教科書では,著者が非常に多数になるため,引用文献の一覧においても,主著の名前だけでよい.)


    <学習指導要領から引用する場合>

    文部科学省(2008):小学校学習指導要領解説理科編.大日本図書,東京,105p.

    <ホームページ(ウェブサイト)から入手した文献を引用する場合>

    中央教育審議会(第10期)初等中等教育分科会教員養成部会(2020):教員養成部会審議まとめ.https://www.mext.go.jp/content/20200818-mxt_kyoikujinzai01-000009456-1. pdf(2022年6月8日閲覧).
    著者名 (発行西暦年):文献名.URL(取得日)を示す.URLのハイパーリンクは削除するか,アンダーラインを表示しないようにする.

    <ホームページ(ウェブサイト)を引用する場合>

    Tveite, H.(2015): The QGIS Line Direction Histogram Plugin. http://arken.nmbu.no/~havatv/gis/qgisplugins/LineDirectionHistogram/#%207%20the-qgis-line-direction-histogram-plugin (2022年6月8日閲覧).
    総務省統計局(1996):統計分析ソフトの使い方.総務省統計局,https://www.stat.go.jp/teacher/r.html(2022年6月8日閲覧).
    作成名 (発行西暦年):サイト名.URL(取得日)を示す.
    作成名 (発行西暦年):ページ名.サイト名,URL(取得日)を示す.

    URL.1: 統計分析ソフトの使い方.総務省統計局,https://www.stat.go.jp/teacher/r.html(2022年6月8日閲覧).
    URL.2:学会の概要.日本地学教育学会,http://www.age.ac/~chigakuk/about.html(2022年6月8日閲覧).
    URL.3:日本地学教育学会,http://www.age.ac/~chigakuk/(2022年6月8日閲覧).
    引用の際に付したURL.No.に続いて,ページ名,サイト名などの情報を示した後に,URL,確認した日を記述する.URL.1:□□,http://…(2022年6月8日閲覧). URL.No.を使用する場合は,引用文献欄の最後にNo.順に並べる


<要旨・キーワード>

  1. 論文の内容を具体的に表す200字程度の和文要旨及びそれに対応した英文要旨をつける.
  2. 論文検索用のキーワードを6語以内選んで,重要な順に書く.キーワードとしては,たとえば,対象地域名,小・中・高校別,教育論,教材名,及び内容など.それに対応した英文キーワードも添える.


<J-STAGEの電子付録機能>

本学会誌“地学教育”の電子化に伴い,J-STAGEの電子付録機能を利用できるようになりました.冊子体で提供できないデータを,記事の電子付録としてアップロードし公開することができます.ファイル1件につき最大50MB,1記事あたり最大100件のファイルを添付できます.電子付録機能を利用するにあたり,下記の点に留意してください.

電子付録は,“地学教育”の補足資料となる記述,図,表,図版等の電子ファイルであり,J-STAGEにアクセスできる全ての者に対して無償で配布される.


内容と条件:

  1. 著者によるオリジナルのものであること.
  2. 未公表であること.
  3. 本文に必須のテキストや図表等を電子付録として提出することはできない.あくまで補足資料としての扱いである.
  4. 投稿者は電子付録を投稿するにあたり,第三者の著作権を侵害しないこと.また肖像権を侵害しないこと.
  5. 電子付録の責任は全て著者が負うものとする.


投稿時の指定:

  1. 論文投稿時に原稿と併せて付録を編集委員会に提出すること.ただし,1ファイル10MBを超えるものをe-メールで送付しないこと(10MBを超える場合は受付担当に予め相談すること).
  2. 電子付録機能を利用する際は,論文中で必ずその旨記述すること.掲載方法は下記の“<J-STAGE電子付録機能を利用する場合>”を参照のこと.
  3. 電子付録の記述方法に定型はないので,著者の責任で十分に注意しながら作成すること.


掲 載:

  1. 電子付録は査読者に送付されるが,査読の対象とはしない.しかし,掲載の有無を編集委員会が判断する場合がある.
  2. 編集委員会に提出されたまま,J-STAGEに提供される.ファイル形式は問わないが,Excelファイル等はPDFに変換される.その適合性等に対して,編集委員会は一切の保証を行わない.
  3. 電子付録はJ-STAGE Dataの定められた場所に掲載される.
  4. 掲載後の内容の変更は行わない.ただし掲載を中止する場合は,編集委員会に書面にて求めること.掲載の中止が妥当と判断した場合に掲載を中止する.


その他:

  1. 著作権は,J-STAGE電子付録のみ,本学会ではなく著者が保持するものとする.
  2. 電子付録機能の利用料金は著者負担とする(1論文につき2000円).

付則 本規定は2023年9月1日から実施する.



<J-STAGE電子付録機能を利用する場合>

論文の引用文献の後に,別項目で下記のように記述する.

電子付録

以下の付録は,電子付録としてJ-STAGE DATA (jstagedata.jst.go.jp)上で公開しています.
図S1 授業の様子
表S1 授業アンケート
テキストS1 解析に用いたアプリの使用方法